しあわせになる勇気
おはようございます。
親子で育つコミュニケーション ベイビーワールド教室
あなたの心を笑顔にする専門家 小川のりこです。
最近、朝読書をしています。
少し冷たい空気の中、窓際でくつろぎながら読む時間
家族がまだ起きていない10分くらいの時間ですが、わたしにとっては贅沢な時間💞
アドラー心理学を日本中に伝えてみえる 岸見一郎先生の著書
「幸せになる勇気」を最近読み返しています。
そして、ベッドの横には、嫌われる勇気を。
哲人と青年のやりとりがまるでドラマをみているかのように面白く、かゆいところに手が届く青年の質問と哲人の明確な回答。
2回目とは思えない新鮮さがあり、じっくりと今毎日読んでいるところです。
目的論とは?
共同体感覚とは?
尊敬とは?
共感とは?
数ページしか読んでいませんが、アドラー心理学の大切な言葉がズラズラとでてきてきました。
勉強会のことや講座で学んだことを思い返しながら。
その中で、冒頭 青年のこんな質問が・・・
「アドラーを知らない人々は、偽りの神を信じる野蛮な未開人に映る。一刻も早く、ほんとうの「真理」を教え、救済しなければ、と感じる。」
今、アドラー心理学は日本のブームといっても過言ではないですよね。
その中で、
「アドラー??なんかあやしい・・・」
「宗教じゃないの?」みたいな・・・
「そういうの好きじゃない」そういうのって?
そもそも日本は、宗教に対しても諸外国に比べると、「わたしはこの宗教です!」とは言わない傾向があるというか・・・・。
昔、外国の病院で「なんの宗教ですか?」と聞かれたことがあります。カルテにもかかれて。
それくらい、信仰することって胸をはっていえることなのに、日本は無宗教です!のほうが胸をはっていえる文化なのかな・・・とも感じるほどです。
宗教=あやしい
みたいなところがあるから、余計、間違った知識から
心理学?なに?こわいんですけど。
心理学?なに?あなた、そんな心がやばい状態なの?
誤解なんですよ・・・・
いつもそう思っていましたが、なんとズバっと切り替えしたらよいのか・・・と思っていました。
「神がいるのか、いないのか」
わたしもその点だと思っていましたが、哲人はこう切り返します
「最大の相違点は「物語」の有無でしょう。宗教は物語によって世界を説明する。言うなれば神は、世界を説明する大きな物語の主人公です。それに対して哲学は、物語を退ける。主人公のいない、抽象の概念によって世界を説明しようとする。」
そして、こうも言っていいました。
「歩みを止めて竿の途中で飛び降りることを、わたしは「宗教」と呼びます。哲学とは、永遠に歩き続けることなのです。」
「哲学は学問というより、いきる「態度」なのです。」
近代哲学の巨人カントは
「われわれは哲学を学ぶことはできない。哲学することを学べるだけである」と語っています。
アドラー心理学は、ほんとに奥が深いな・・・と考えさせられます。
実践心理学ですから。
口先だけではない、生きる態度・・・・。
深いです。
深いとおもったから、このアドラー心理学を学びたいとドアをたたいたのですが、4年前・3年前・2年前。
今からおもうと、理解したふりをしていたな・・・と感じます。
今、読み返していて、やっとほんとに心にはいってくるというか、理解し始めたな・・・と感じます。でも、まだまだ奥が深すぎてこれからなんですけどね!
そして、最後に青年が
「つまり、先生はまだ答えをしらないのですね?」
哲人「知りません。われわれは、その対象について「知っている」と思った瞬間、それ以上を求めようとしなくなります。わたしはいつまでも自分を考え、他者を考え、世界を考え続けます。ゆえにわたしは永遠に「知らない」のです。」
この何年かいつも思っていたことがここにずばり書いてありました。
「自分と他者を考え続けていきたい」という想い。
「知らない」とうこと
「完全でない」とうことを知る。という勇気。
そして、最後に
哲人「授けることはしません。共に考え、共に歩きましょう」
わたしも、勉強会で、常に思っています。
ファシリテーターとして、一緒に考えて、一緒に歩いていきたい。
今日も最後までお読みいただきましてありがとうございました。
ベイビーワールド
小川のりこ
アドラー心理学 エルム勉強会開催予定
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ご希望をいただければ、どこへでも出張させていただきます。
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