世界で一番になった日
おはようございます。
ベイビーワールドの小川のりこです。
写真はまったく本文と関係ありませんが、昔から犬が大好きで、昔飼ってたわんちゃんに似ている写真をみつけたので、思わずのせてしまいました。(無料写真サイトから)
みなさん、旦那様のお母様とどのようにつきあわれていますか?
今日は私と夫のお母さんの話
私たちは、恋愛結婚ですが、若くして結婚ということもあり、結婚が決まるまで夫の両親に反対されていました。
それでも、愛する息子を理解したい、送り出したい、という思いから、結婚に承諾してくださり、私たち夫婦は結ばれました。
結婚してから、遠くに住む夫の両親を考えて、月1の家族写真をアルバムにいれ手紙をそえて送ったり、電話をしたり、母の日、父の日、お歳暮と一度もかかすことなく16年が過ぎました。
最初の1、2年は、私も「良い妻」「良い嫁」ということを意識していたように思います。
手探りの状態で、どうしたら夫や夫の両親に喜んでもらえるのだろう?と。
私たちはといえば・・・
長い結婚生活は、ずっとラブラブ・・・というわけにはいかず、夫と喧嘩したりする冷戦時期もありました。
ある人がこんなことを言ったんですね
「旦那を憎くなると、両親も憎くなる。両親を憎くなれば、夫も憎くなる」
その女性は、旦那様とラブラブの時もご両親に連絡もほとんどしていない、といっていました。その理由は、旦那様が両親と連絡をとっていないから・・・という理由でした。
旦那様と不仲になると、もっともっと両親とは疎遠。年賀状だけのやりとりだ、と話していました。それも、「楽でいいわ〜」と。
私の夫も両親と頻繁に連絡をとるほうではありません。
せっかくお母さんが電話をかけてきてくれても、「忙しいから」とすぐに電話をきるタイプでした。そのとき、私も悲しくなったんです。
きっと、お母さんは息子になにか聞いてほしかったんだろう。
なんでもない話を少しでも聞いてほしかったんだろう。
そんなお母さんの気持ちを思うと、私がもし話し相手になれたら・・・・
少しでも息子さん(夫)の毎日の生活の姿や仕事ぶりなどを報告できたら・・・・
そんな思いで、私から電話をたびたびかけ、孫のこともそうですが、夫のことを常に伝え続けました。
でも、そこには私が大切にしている礼儀があります。
どんな喧嘩の時期であろうと、お母さんには日頃の夫の良いところを伝えること。
そして、不思議なことにお母さんに夫の良さを話していると私もどんどん素直になり
夫・息子の自慢大会みたいになるのです。(笑)
二人で一人の男について、ここがいいとか色々と話す時間(笑)
お母さんもいつも自分の息子が褒められることを心から喜んでくださいました。
そこには、嘘はひとつもありません。
心のない言葉は、相手に伝わってしまいます。
私が大切にしたこと、それはお母さんの気持ちになって言葉を伝えること、それだけでした。
そして・・・
結婚10年が過ぎた頃、「のりこちゃんと結婚してよかったわ」とたまに褒めていただけるようになりました。
70歳になり、仕事をやめることになったとき、家の片付けをしはじめてから、お母さんの言動が明らかに変わったのです。
そこには、今まで送ってきた手紙やアルバムが山ほどでてきたということでした。
「仕事が忙しい時は、「ありがとう」って感謝してたけど、またこうやってあらためてアルバムの多さ、手紙などを読み返してみると、のりこちゃんがどれだけ忙しい時に、私たちのことを思ってくれていたのか、はっとさせられたわ。」
お母さんからそのような言葉をかけてもらった昨年。
そして、今年にはいってこんなことを・・・・
「のりこちゃんが世界で一番の嫁だと思っています!いつもありがとう」
もう、泣けました。ほんとに。。。。
こんな素敵な言葉を伝えてくださるお母さんの心の広さ、純粋さを感じました。
そして、私もお母さんの嫁でよかった・・・・心から思いました。
年長者は人生の先輩です。
いつも心から敬う、そういう気持ちを持ち続け、行動してきたことがあらためて言葉にして戻ってきたような気持ちで胸がいっぱいです。
20代のとき、私がしていることをママ友に話した時
「そんなことまでする必要ないじゃん?お金かかるし。一回やると続けるのが苦だよ。」
と言われたことがありました。
でも、私はそんなことくらいしか両親に感謝の気持ちを伝えることができないな、と思ったのです。
夫と出会えたことも 両親が結婚してくれたから
そう思うと、両親に感謝しかありません
夫のことをもう顔もみたくないと思うほど喧嘩した日でも
そこは、夫と両親をつなげて考えず(笑)、やっぱり感謝しかありませんでした。
それは、やはり人生の先輩として「学ばせてください」という姿勢、常に心にあったからだと思います。
色々な方と話すと、私のこんなの古い?のかな〜と思う時があります。
でも、大切なことではないかな・・・とも思います。
そして、大切にしてきてよかった、と16年たったからこそ言えます。
これから私たち世代は介護を意識する歳になりましたよね。
これから先のことは 私にもわかりませんが、どちらの両親も幸せな老後を送ってほしい、そのためにも私たち家族、夫婦の絆をしっかりとして 支えていきたいと思っています。
今日はプライベートな話でした。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
ベイビーワールド
小川のりこ
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