どうしたら本好きな子になりますか?
こんばんは
乳幼児専門教室
ベイビーワールド
小川のりこです。
絵本の大切さを乳幼児クラスでお伝えしています。私自身の子育ての中でも、毎日の生活の中でとても大切にしてきました。
その中で、お母様からご質問をいただいたので、こちらでもシェアさせていただきます。
「本好きな子にしたいんです。先生のお子様は、本が好きですか?絵本の読み聞かせをしたら、本好きになりますよね!」
ご質問シェアさせていただき、ありがとうございます^ ^
はい。^_^
本がとっても好きな子に育ちましたよ。
高校生になっても、本屋に行きたがり、また本の中にいると心が落ち着くようです。
それで、、、
ですが、、、、
本、といっても、色々な本がありますよね。
多分ですが、ほとんどのお母様は、小説だったり、文字がズラーっと並んでいる本を読んでくれる子どもに成長してほしい、と、願っていると思います。
(過去500名ほどのお母様と話していて)
でも、私は、本といっても
小説から漫画まで、どのジャンルでも本だと思っています。^ ^
漫画が好きなんて、、、
と言われる方がおみえになりますが、漫画が読めることも1つの才能なんですよ!
自分の中で映像化して、絵と言葉を組み合わせて読み進めているわけですから。
それで、、話は戻りますが
たしかに、絵本の読み聞かせは、本が好きになる可能性は高くなるのかもしれません。
ただ、私としては、お母様が考えるような未来にならないかもしれない、ということを知っておいていただきたいのです。
たとえば
もしかしたら、文章が苦手な子になるかもしれないし、国語が嫌い!というかもしれません。
小説よりも漫画かもしれません。
じゃあ、読み聞かせの時間は意味がないことなのでしょうか?
そこなのです。
もし、意味がないと思われたのであれば、結果重視に物事を考えていませんか?
子育ては、結果がみえない、です。
でも、私は、皆様に
大切なこと
をお伝えしています。
読み聞かせの目的としては
親子の静かに流れる時間を心地よく過ごす時間です。
それは、お母さんの声が優しく心に響いたり
横に並んで読んでもらえる幸せだったり
絵本から広がる想像の世界だったり
その中で、大好きな文章のフレーズが、現実の中でいきてくるのだと思います。^ ^
そして、ちょっと大きくなったとき、そんな思い出が、心を支えてくれるのかもしれません。
もし、お母様の気持ちの中に
めんどくさいなと思いながら
本を好きになるための我慢!
この子のために!
と、思っていたらどうでしょう。
絵本の時間が、なんだか目的みえみえのギスギスして感じませんか?
私は、子育ての10年間、毎日5冊から10冊ほど読み聞かせをしてきました。
けれど、これは、決めていたわけではなくて、子供たちと本を読む時間が とても楽しかったからです。
私自身が、絵本の魅力に取り憑かれていたこともあるかもしれません。
休日になれば、図書館、本屋へ子どもを連れていきました。
小学校の読み聞かせボランティアももう12年がたちました。
そして、長い年月をかけて、子どもたちは、本好きになっていきました。漫画も!
でも、最近は全然読めていないようですが、気になりません。またいつか子どもたちの子どもができたときに、あのときの時間を思い出してもらえたらうれしいな、とおもいます。
長い人生の中で
読み聞かせをさせてもらえる時間は、限られています。
ぜひ、今だけの時間を、なにも考えずたっぷりと楽しんでみてくださいね。
毎月、私の書棚から選りすぐりの絵本をご紹介しております。読み聞かせ、絵本レシピもお渡ししております。毎月、単発クラスとなりますので、一度遊びにいらしてくださいね^ ^
ベイビーワールド
小川のりこ
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