お子様のやっかいと思われる時期について
こんばんは。
親子コミュニケーション ベイビーワールド教室
講師 小川のりこです。
0歳から3歳までの時期は、大人と比べるとできることが少ないです。
そのため、大人の真似をしたくても 体や指先を思うように動かすことができず 癇癪をおこしたりします。大人は、すぐに手をだしたくなりますが、この「手を出す」「口を出す」ということをすると、火に油をそそぐようなもので、余計に泣いたりして手がつけられなくなる子もいますが、いかがですか。
こどもたちは、成長のために必要な取り組みがあります。それは、遺伝子で組み込まれているかのように、同じくらいの年齢の子が、同じことに興味をもち、同じ動作を繰り返します。
例えば、生後9ヶ月くらいの赤ちゃんになると、今までものを掴むということしかできなかったのに、今度は離すという動作を習得します。そのときに、食べているとき、椅子の上から食べ物を落として床をみていたり、なんでも物を投げたくて仕方ない衝動にかられます。
手を離すと物が落ちる不思議
偶然落ちたわけではなく、脳からの指令、自分の意思をもって落とす楽しさを習得すると、何度も何度も繰り返し行い、できることをスムーズ化していく運動を行います。
それをモンテッソーリでは、「敏感期」と呼んでいます。そして、この執着は、自然から与えられた課題だからこそ、こどもたちは やりたくて仕方ないわけです。
ですが、モンテッソーリ教育でも、そして、私も乳幼児コミュニケーション専門家としてみなさまにお伝えしているのは、こどもの自由は尊重するけれども「いいなり」は違います。
こどもたちは小さければ小さいほど、良いもの悪いもの、すべてを吸収してしまいます。
「今は、なんでも投げたいときだから」
それを見守るだけではいけません。
食べ物を、もし落としたら「これは、落とすものではないね」と優しく伝える
積み木など、お友達があたったら痛いものなど、床が傷ついてしまうものなどの場合は、「これは、投げて遊ぶものではないよ」と優しく伝える
では、その赤ちゃんは、「投げる」という敏感期をどうやって満足させればいいのでしょうか?
そのときは、「これは、投げていいものだよ」と他のものを与えてあげるのです。
それが、親にできる環境を整えるということです。
例えば、軽いボール、お手玉などは、投げても安心ですね。
こどもたちは、とりあえずやってみたい!と好奇心いっぱいです。
その好奇心の芽を、「ダメダメ」と摘み取ってしまわないように、その時その時で環境を整えてあげる、ということが、こどもを見守るということにも含まれています。
怒らない子育て
なんていうフレーズを聞くと ドキっとされる方も おみえになるのではないでしょうか?
「これは、投げるものではないよ」と伝えてあげれるのは、親である私たちができることですね。怒らなくても きちんとこどもに伝わりますよ。
ただ、こどもは、まだ脳の発達段階。そして、先ほどもいいましたが、敏感期は、脳のプログラムとして行いたい「成長にとって大切なこと」なのです。いくら伝えたからといって、理性でおさえることは、まだ3歳未満のお子様にとっては 難しい。だから、何度も何度も繰り返し伝えていく。それが、親として根気のいることであり、こどもを育てることは親が育てられる。といわれる鍛錬の場(笑)かもしれません。
さて、ブログではこのようにお伝えしておりますが、実際にどのような言葉かけ、遊び方をしたら良いのでしょうか?
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小川まで
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